プリンス.com
非公式のファンのサイトです。日産自動車とは無関係です。ここでいう「プリンス」は、かつてスカイライン・グロリアを作ったプリンス自動車工業(1966年に日産自動車と合併)のことで、ホテルなど同じ名前のほかの会社や商品とは関係がありません。
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プリンス スカイウェイ(ALVG-2)

スカイラインのバン。荷物を積む仕事のための1台

要点スカイウェイは、乗用車のスカイラインと似た仕組みをもつバンで、1959年から買えるようになったと解説にあります。保存車はALVG-2型・1960年式で、1.5リッター70PSのエンジンを積みます。
プリンス スカイウェイ バン(1960年型・ALVG-2・展示車)
プリンス スカイウェイ バン(1960年型・ALVG-2・展示車)。写真:TTTNIS/CC0/Wikimedia Commons(改変:縮小・webp化)

諸元

寸法
4,420 × 1,680 × 1,590 mm(全長×全幅×全高)
ホイールベース
2,535 mm
トレッド(前/後)
1,340 / 1,380 mm
車両重量
1,410 kg
エンジン
GA4 1,484cc 直列4気筒OHV
最高出力
51kW(70PS)/4,800rpm
最大トルク
113N・m(11.5kgm)/3,600rpm
サスペンション
前:ダブルウィッシュボーン/後:ド・ディオン式
タイヤ
6.00-14-4PR(後輪は6PR)
定員/最大積載量
3(6)名/500kg

数字は日産ヘリテージコレクション(英語版)の解説どおりです[1]。

解説に書かれていること

解説は、まず1957年4月に、富士精密工業(のちのプリンス自動車工業)が、プリンスセダンの後継としてプリンス スカイライン(ALSIシリーズ)を発売したことを述べます。そのうえで、バン仕様のスカイウェイが1959年から買えるようになり、仕組みがスカイラインにとてもよく似ていた、と続けます[1]。同じ1.5リッターのOHVエンジン、独特のド・ディオン式の後輪サスペンション。つまり、乗用車で作った技術を、そのまま商用車に使ったということです。

乗用のスカイラインとの違い

項目スカイライン デラックス(1957年)スカイウェイ(1960年式)
全長4,280mm4,420mm
全高1,535mm1,590mm
ホイールベース2,535mm2,535mm
車両重量1,310kg1,410kg
最高出力44kW(60PS)51kW(70PS)
エンジン型GA30GA4

ホイールベースは同じで、ボディが長く高くなり、100kg重くなっています。出力は60PSから70PSに上がり、エンジンの型の名前も変わります。バンは荷物を積んだ状態でも走れるよう、エンジンの出力を上げていたと読めますが、解説にその理由は書かれていないので、ここでは数字の違いだけを事実として書きます[2]。

名前の読み方

「スカイウェイ」の名前の由来は、確かめた資料には書かれていません。ヘリテージコレクションの一覧では、車の種類は「商用車」、番号は023です[3]。

プリンスセダン・スカイラインと並べる

項目プリンスセダン(1954年式)スカイライン デラックス(1957年式)スカイウェイ(1960年式)
全長4,290mm4,280mm4,420mm
全幅1,655mm1,675mm1,680mm
全高1,633mm1,535mm1,590mm
ホイールベース2,460mm2,535mm2,535mm
車両重量1,254kg1,310kg1,410kg
エンジンFG4A 1,484ccGA30 1,484ccGA4 1,484cc
最高出力33kW(45PS)44kW(60PS)51kW(70PS)
最大トルク105N・m(10.75kgm)105N・m(10.75kgm)113N・m(11.5kgm)

3台の排気量はどれも1,484ccです。出力は45PS、60PS、70PSと上がり、最大トルクはスカイラインまで同じ105N・mで、スカイウェイで113N・mになります。出力の出る回転数は、スカイラインが4,400rpm、スカイウェイが4,800rpmで、トルクの回転数も3,200rpmから3,600rpmに上がっています[4][2][1]。幅は3台ともほぼ1,650〜1,680mmの範囲で、違うのは主に高さと長さです。

荷物と人数、タイヤの数字

解説の諸元欄には、定員が「3(6)名」、最大積載量が500kgと書かれています。括弧の中の6名が何を指すか(座席を使った場合なのか、荷台に人が乗る場合なのか)は、資料に説明がありません[1]。タイヤの表示は6.00-14-4PRで、後輪だけは6PRです。プライ数は数字としてそのまま書き、理由は推測しません。

年式の読み方

解説は、バン仕様が1959年から買えるようになった、と書いています。保存車の年式は1960年です。つまり、保存車は売り出しの翌年の年式で、1959年の最初のスカイウェイそのものとは限りません[1]。ヘリテージコレクションの一覧では、色は灰(グレー)、番号は023です[3]。

よくある質問

スカイウェイはスカイラインとエンジンが同じですか。
同じ排気量(1,484cc)の4気筒OHVですが、型の名前は乗用がGA30、スカイウェイがGA4で、出力も60PSと70PSで違います[2][1]。
後輪のサスペンションは。
ド・ディオン式です。解説は、スカイラインと「とても似た仕組み」のひとつとして挙げています。前輪はダブルウィッシュボーンです[1]。
日産の年表にスカイウェイは載っていますか。
1950年代の年表には、スカイウェイの項目は見つかりませんでした。同じ年表の説明文は、スカイラインが1957年に出て、1959年からグロリアが派生したことだけを書いています[5]。
この面で確かめていないことスカイウェイの販売価格、販売期間、台数、のちの後継車は確かめていません。日産の年表(1950年代)にスカイウェイの項目があるかも見つけられませんでした。

出典

  1. 日産ヘリテージコレクション プリンス スカイウェイ(ALVG-2)(2026年11月7日に確認)
  2. 日産ヘリテージコレクション プリンス スカイライン デラックス(ALSID-1)(2026年11月7日に確認)
  3. 日産ヘリテージコレクション プリンス系の車の一覧(英語版)(2026年11月7日に確認)
  4. 日産ヘリテージコレクション プリンスセダン(AISH-2)(2026年11月7日に確認)
  5. 日産 企業情報 ヘリテージ 1950年代(2026年11月7日に確認)