プリンス自動車の車の図鑑
日産ヘリテージコレクションに保存されているプリンス系の車10台

10台の一覧
| 番号 | 名前 | 型式 | 年式 | 色 | 面 |
|---|---|---|---|---|---|
| 014 | プリンスセダン | AISH-2 | 1954年 | 黒 | プリンスセダン |
| 016 | プリンス スカイライン デラックス | ALSID-1 | 1957年 | 黒 | 初代スカイライン |
| 023 | プリンス スカイウェイ | ALVG-2 | 1960年 | 灰 | スカイウェイ |
| 028 | プリンス スカイラインスポーツ | BLRA-3 | 1960年 | 青 | スカイラインスポーツ |
| 302 | プリンス スカイラインスポーツ | BLRA-3 | 1963年 | 金 | 同上 |
| 031 | プリンス グロリア スーパー6 | S41D | 1964年 | 青 | グロリア |
| 034 | プリンス スカイラインGT | S54 | 1964年 | 青 | スカイラインGT |
| 291 | プリンス スカイライン2000GT | S54B-2 | 1965年 | 白 | 2000GT |
| 045 | プリンス R380-I | R380 | 1966年 | 赤 | R380 |
| 333 | プリンス グロリア スーパー6 | S41D | 1967年 | (記載なし) | グロリア |
表は日産ヘリテージコレクションの一覧ページの記載です[1]。ページ上では最初の2台が「1950年」、残りが「1960年」の見出しの下に並んでいますが、見出しと年式がずれている項目があります。番号291の2000GTには、詳しいページへのリンクがありません。
見どころの分け方
はじまりの車
プリンスセダン(1954年)は、社名・ブランド名の由来になった車です[2]。
スカイラインの系統
初代(1957年)、バンのスカイウェイ(1960年)、イタリアのデザインのスカイラインスポーツ、そして競技用のスカイラインGTと、市販の2000GT。同じ名前でも目的がまったく違う車が並びます。
グロリア
高級乗用車として1959年に登場した系統で、2リッター6気筒のスーパー6が日本グランプリで活躍しました[3]。
レーシングカー
R380は、戦後の日本でプリンスが開発した最初のプロトタイプレーシングカーです[4]。
数字の読み方
諸元の長さ・幅・高さはミリメートル、エンジンの出力はキロワット(括弧内が馬力)、トルクはニュートンメートル(括弧内がkgm)で書かれています。馬力(PS)とキロワットの両方が出る車は、同じ値を単位を変えて書いているだけです。比べるときは諸元の比べ表が便利です。記号の意味は用語集とエンジンの記号で説明しています。
10台の数字を並べる
| 番号 | 名前(年式) | エンジン | 最高出力 | 最高速度 |
|---|---|---|---|---|
| 014 | プリンスセダン(1954年) | FG4A 1,484cc | 33kW(45PS) | 110km/h |
| 016 | スカイライン デラックス(1957年) | GA30 1,484cc | 44kW(60PS) | 125km/h |
| 023 | スカイウェイ(1960年) | GA4 1,484cc | 51kW(70PS) | — |
| 028 | スカイラインスポーツ(1960年) | GB4 1,862cc | 69kW(94PS) | 150km/h |
| 302 | スカイラインスポーツ(1963年) | E1 1,189cc(諸元欄) | 40.4kW(55PS) | — |
| 031 | グロリア スーパー6(1964年) | G7 1,988cc | 104kW(142PS) | — |
| 034 | スカイラインGT(1964年) | GR7B 1,988cc | 110kW(150PS) | — |
| 291 | スカイライン2000GT(1965年) | — | — | — |
| 045 | R380(1966年) | GR8 1,996cc | 200PS超(147kW超) | — |
| 333 | グロリア スーパー6(1967年) | G7 1,988cc | 105PS | — |
数字は各車の解説ページの諸元欄のままで、そのページに書かれていない項目は「—」にしてあります[2][5][6][4]。1,484ccの3台(プリンスセダン、初代スカイライン、スカイウェイ)は排気量が同じで、出力が45PS、60PS、70PSと上がっています。最高速度が書かれているのは3台だけで、110km/h、125km/h、150km/hです。
番号は年式の順ではありません。302は1963年式、291は1965年式、333は1967年式で、1966年式のR380は045です。番号の付け方は、確かめた資料には書かれていません[1]。
年表に載るプリンスの名前
図鑑の10台のほかに、日産の年表(1950年代・1960年代)には、「プリンス」の名前の付いた車が何台も載っています。年月と型式だけを表にします。それぞれの中身は年表に書かれていないので、ここでも書きません。表記は年表のままです。
| 年月 | 年表に載る名前と型式 |
|---|---|
| 1952年3月 | プリンスセダン AISH型/プリンストラック AFTF型 |
| 1954年5月 | プリンスキャブオーバートラック AJVC型 |
| 1955年4月 | プリンスキャブオーバートラック AKTG型 |
| 1957年9月 | プリンスマイラー AOTH型 |
| 1958年10月 | プリンスクリッパー AQTI型 |
| 1960年10月 | プリンスライトコーチ BQVH-2型 |
| 1962年8月 | プリンスマイラー T430型 |
| 1963年3月 | プリンスクリッパー T631型 |
| 1963年10月 | プリンスライトコーチ B632型 |
| 1964年9月 | プリンスホーマー T640型 |
| 1965年8月 | プリンスホーミー B640型 |
| 1967年8月 | プリンスマイラー T446型 |
1964年9月は「ホーマー」、1965年8月は「ホーミー」と、年表の表記が分かれています[7][8]。図鑑に面を作っていないのは、ヘリテージコレクションの一覧に載っていないためです。
前史:電気自動車のたま
日産の1940年代の年表によれば、旧立川飛行機のエンジニアたちが興した新会社「東京電気自動車」(のちのプリンス自動車工業)が、1947年に100%電気自動車の「たま電気自動車」の販売を始め、タクシー需要などに重宝されました[9]。プリンスセダンの解説も、プリンスの前身を「たま自動車」と書いています[2]。電気自動車の時代はたま電気自動車の面にまとめています。
よくある質問
10台のうち、レースに関わる車はどれですか。
いちばん古い車はどれですか。
図鑑の車の開発に深く関わった人物については、櫻井眞一郎の面にまとめています。R380の開発の責任者でもありました。
10台とは別に、1967年に宮内庁へ納められた御料車はニッサン・プリンス・ロイヤルの面で、公式の資料で確かめられた点と報道だけの点を分けて説明しています。
出典
- 日産ヘリテージコレクション プリンス系の車の一覧(英語版)(2026年11月7日に確認)
- 日産ヘリテージコレクション プリンスセダン(AISH-2)(2026年11月7日に確認)
- 日産ヘリテージコレクション プリンス グロリア スーパー6(1964年・S41D)(2026年11月7日に確認)
- 日産ヘリテージコレクション プリンス R380(A-I型)(英語版)(2026年11月7日に確認)
- 日産ヘリテージコレクション プリンス スカイライン デラックス(ALSID-1)(2026年11月7日に確認)
- 日産ヘリテージコレクション プリンス スカイラインGT(S54)(2026年11月7日に確認)
- 日産 企業情報 ヘリテージ 1950年代(2026年11月7日に確認)
- 日産 企業情報 ヘリテージ 1960年代(2026年11月7日に確認)
- 日産 企業情報 ヘリテージ 1940年代(2026年11月7日に確認)